ニンジン

取り組み方、考え方
赤い野菜で彩りがよい
生から煮物まで料理に多用できる
一年中畑にあるように栽培できる
病虫害に強い
間引きニンジンから葉まで全食できる

由来相馬教授の作物百科より引用)
ニンジンの古里は中央アジア・アフガニスタン
アフガニスタンを古里とするニンジンをペルシャ人が持ち帰って栽培したのが始まり
そこから西に行ったのが西洋ニンジン,シルクロードを東に運ばれて行ったのが東洋ニンジン
20度前後の比較的冷涼な気候を好み、土壌や空気の多湿を嫌う
また酸性の土壌もあまり好まない
金時ニンジンは西洋ニンジンに比べて寒さに弱い

ニンジンの一年
六月中から七月中の梅雨の晴れ間に蒔いて年内に使う
盆すぎから九月中ごろまでに蒔いて年末から翌年の三月まで使う(西洋ニンジン)
二月中から三月中に蒔いて八月まで使う(温暖地,西洋ニンジン)
これらをうまく組み合わせると一年中ニンジンが食べられる.



畝つくり
畝幅は120cmとする.
備中の入る深さでまず土を大きく割る
備中やレーキにひっかかるものは取り除く
レーキで表層の土を細かく砕く
他の作物と比べ,ニンジンの時は土を入念に耕し発芽を良くする
耕盤が残っているとそこに湿気がたまり,腐りの原因となる

種まき
種まきが一番難しいのがニンジン
排水,保水のどちらも良い畑で一番良い土を選ぶ
畝幅120cmで3−4条蒔き

浅く溝をきる.深さは3−5cmくらい.手でもよい


溝に水をまく.浸み込んだらもう一度まく
種は親指と人差し指で少しづつひねり蒔きにする
種が着地したら蒔き筋をなぞるように薄く土かけをする
手でたたくように掛け土を安定させる.足で踏んでもよい
水掛けはしない.種が浮いて流れてしまう
草かけは薄く,光が入る程度にして乾燥を防ぐ

乾いたら草に水を掛ける
発芽は遅い.10日から二週間かかる.乾いたら草に水をかける
乾燥が続くと消えてしまうことが多い
ニンジンは最初の発芽につきる.天気予報で蒔き時の計画をする
雨の降る3-4日前に種蒔き

間引き
発芽がそろったら間引きする
一回目は一ヶ月後,3−4葉のとき.指一本間隔が目安
二ヶ月目くらいたち,6−10葉期ぐらいになったら間引きニンジンとして食べる
間引きでニンジンの生長を調整する.広くすると早くなり,狭くすると遅くなる
必要に応じて間引きして食べる.間隔は指二本
最終は指四本.グーの握りを参考にする
10葉ぐらい,二ヶ月すぎから急生長,肥大してくる
畝の真ん中を軽く耕し,土かけをする
五寸ニンジンで四ヶ月後に成熟

除草
10葉までは除草する
発芽が遅いので雑草の方が生長が早い.
雑草がかぶると光を遮り生長が止まる.消えてしまうこともある
10葉を過ぎたら背の高い草だけを抜いて後は放任する
雑草を適度に残すと夏場の高温期に乾燥から土壌を保護してくれる


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